服に新たな命を

Bea流の2ndステップは、REDUCE(リデュース)<必要なものを減らす>。今流行のミニマリストとか断捨離。完全にそうなるのは、私には難しい...。

私は子供の頃からものを多く持っているうえ、捨てれない人。いつか使うかもとか、もったいないと思ってしまうタイプの人間。ただ、捨てることはできないけど手放すことはできる。要するにまだ使えるものは寄付したりや売ったりすることで、第三者にとって価値のあるものになってくれたら嬉しいし、そうすれば手放すことができる。

 

捨てれない私は中学生の頃に買ったワンピースとかを未だに着たりする(笑)昔からお洋服は大好きでたくさんの服を買って来た。稼いでた時は平気で月20万円近く服を買ったりも。当時と好みが変わってきて、着れるけど着ない服がいっぱい。でも、捨てられない。そんな時はメルカリなどのフリマアプリで売ったりもする。そして手間入らずの洋服ポストがお気に入り。

月一回近所のカフェで回収してくれているので大きな袋に詰めて、自転車で持って行って、はいと渡すだけ(ここでも初回の一回目は緊張してしまった私。2回目以降はもう大丈夫・笑)!

 

www.yofukupost.net

 

これなら私でもできる断捨離。そしてこの洋服ポストの好きなところは回収した衣類は海外の古着マーケットで販売されるのだけど、どうしても商品にならないものはウエスや反毛材、固形燃料としてリサイクルされるというとこ。要はゼロウェイスト!

 他にも各自治体で古着回収したりもしているのも気軽に寄付できそう(まだこれはチャレンジしてませんが...)。

 

手軽さで言ってしまえば、捨てる(焼却ごみとして出してしまう)のが、一番手軽なのかもしれない。でも、寄付したり、売ったりすることで、私のREDUCEが誰かにとってのREUSEに、最終的にはRECYCLEに繋がる。そうすることで、何かの繋がりが増えたり、誰かをHappyにすることができていたり、そして環境負荷を減らすことができる。私はそっちの選択肢をとりたいと思う。

今はゼロウェイストライフを始めて、ほとんど服を買わなくなったので服は減少傾向。私のREDUCEも少しは成功しているかな!

 

 

パンの保存袋でお米

Bea流のゼロウェイストのファーストステップはREFUSE(リフューズ)<不要なものは断る>。レジ袋や包装を断ることもそのひとつ。毎日の暮らしの中で欠かせない食料の買い物。そして日本人として欠かせないお米。私が初めて実践したゼロウェイストショッピングはお米でした。

 

 

スイスに住む親友から一昨年のクリスマスプレゼントに送ってもらった布製のパン保存袋を持って、近所の商店街のお米屋さんに。人生初めて入るお米屋さんに少しドキドキ。十何種類あるお米から1種類を選び、3kgを注文した。精米してもらっている間はおっちゃんとお米について話したり。「女性は玄米が好きだけど男性は白米が好きだよね〜僕も白米しか食べないよ〜」とおっちゃん。

精米が終わる頃、少しドキドキしながら、

「この布袋にお米を入れてください」と布袋を出しながら言ってみた。

すると、「懐かしいね〜昔僕が小さかった頃はみんな布袋持って来てたんだけどね〜」とおっちゃん。すごくあっさり布袋が受け入れられて嬉しかった!

 

広げるとバケットが数本はいるくらい大きいパンの保存袋。

 

帰ったら保存瓶に移し替えるだけ。

 

やっぱり精米したての新鮮なお米はおいしい気がする。

 

我が家は基本、パートナーの希望で白米。私用の玄米は小さめの1Lの保存瓶に。

 

あの日以来1年以上通っているお米屋さん。おっちゃんは元プロサファーで今は毎週末ダイビィングをやっているとかと、色々と話す仲に(笑)

おっちゃん曰く、私の住む町のお米屋さんは数十年前に比べて1/3に減ってしまった。スーパーの便利化、進出によって衰退していく商店街にゼロウェイストショッピングは活性化を与えられるのかもしれないな、と思ったり。

 

 

 おしゃれでお手頃価格。5kgまでお米が保存できるガラスジャー ↓

 

 我が家で愛用しているル・パルフェの保存瓶 ↓

Seiei フランス製保存瓶 ル・パルフェ 1000ml

Seiei フランス製保存瓶 ル・パルフェ 1000ml

 

 

「R」はいくつあっても良さそう。

数年前から欧米を中心に注目されているゼロ・ウェイスト・ライススタイル。日本でも昨年9月にBea Johnson(ベア・ジョンソン)の著書「ゼロ・ウェイスト・ホーム ーごみを出さないシンプルな暮らし」(服部雄一郎・訳)が発売されました。

Beaは5つの「R」でごみを簡単に減らすことができると言ってます。(※この順番が大事です!)

 

1.REFUSE(リフューズ)<不要なものを断る>

レジ袋などの使い捨てプラスチック、街頭で配っているポケットティッシュ、ホテルのアメニティやイベントで配られるペンなどの無料グッズ、ポストに入る広告などは石油や木などの貴重な資源を使い作られてます。いらないものには"NO"と断る勇気を。

 

2.REDUCE(リデュース)<必要なものを減らす>

今流行のミニマリスト。家にあるすべてのものに対しての必要性、使い道を今一度見極め、不要なものは手放す。また、次に何か買う時も同じく本当に必要かを考え、もし買うのであればできる限り簡素な包装で入手する。

 

3.REUSE(リユーズ)<ものを繰り返し使う>

マイ(エコ)バッグや水筒、布マスクなどの繰り返し使えるものを使用し、使い捨て用品などの無駄な消費をなくす。また、カーシェアリングなど共同利用を始めたり、セカンドハンドで購入し、ものを繰り返し使う。

 

4.RECYCLE(リサイクル)<資源化する>

リサイクルするには再加工するために貴重なエネルギーを要します。上記3つの「R」でどうしても断れないもの、減らせないもの、繰り返し使えないものについては資源化する。

 

5.ROT(ロット)<堆肥化する=コンポスト

残りはすべて堆肥化する。堆肥化は生ごみや植木などの有機ごみを時間をかけて分解し、養分を土に返すという自然が行うリサイクル。日本の家庭ごみの1/3は生ごみ。家庭で生ごみのコンポストに取り組むことによって、ごみの大幅な減量になります。また、現在は各自治体がごみの減量化に取り組んでおり、補助金などが出るケースも少なくはないようです。

 

これら5つの「R」について、もっと 詳しくはBeaのブログやこちらの本に載ってます! ↓ 

ゼロ・ウェイスト・ホーム ーごみを出さないシンプルな暮らし

ゼロ・ウェイスト・ホーム ーごみを出さないシンプルな暮らし

 

 

私はこれにつけ加えて、REPAIR(リペア)<修理する>REMAKE(リメーク)<リメークする>等にも取り組んで、使えなくなったものを捨てるのではなく、もう一度よみがえらせてみたり、新たな命を吹き込んで、ゼロウェイストライフスタイルを楽しんでます。