“ゴミゼロの日” ゴミの中身を知ろう。
先ほど、父親から「今日5月30日は“ゴミゼロの日”ですよ。」とLINEで連絡があった。
時差の関係でまだこちらは5月29日の夜だが、日本では“ゴミゼロの日”。
ごみゼロの日(ごみゼロのひ)とは、日本で美化活動とともに、ごみの減量化と再資源化を促す啓発活動を実施するための記念日。
1982年(昭和57年)、関東地方知事会関東地方環境対策推進本部空き缶等問題推進委員会が提唱した関東地方環境美化運動の日(通称「ごみゼロの日」)に由来する。毎年5月30日。これは、「ご(5)、み(3)、ゼロ(0)」の語呂合わせである。
引用 Wikipedia
意外にも随分前から制定された記念日。
せっかくの記念日なので日本のゴミについて考えてみようと思う。
日本の家庭ゴミは1人1日当たりのゴミ排出量は920グラム。*1
ネットで調べてみるといろんな市町村によるゴミの組成調査結果があるが、以前住んでいた江東区の組成調査結果*2を例に出してみると、家庭ゴミの内訳のトップ2は、
- 生ゴミ 全体の38.2%
- 紙類 全体の30.1%(内 資源ごみ16.9%、燃えるゴミ13.2%)
家庭ゴミの約40%がなんと生ゴミ。
生ゴミは水分を多く含んでいるから重量もあるし、日本ではゴミの多くが焼却処理されているが、水分を多く含めば含むほど焼却処理はコストがかかる(私たちの税金が使われている)。
そこで考えたいのは、どうしたらその生ゴミを減らせるか。
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野菜やフルーツのヘタ、種、皮などの調理くずを減らそう。
有機野菜や無農薬野菜を食べて、なるべく皮も食べるようにする。
もしくは残留農薬をしっかり落として皮ごと食べる。農薬の多くが水溶性なので流水で30秒ほど洗い落とせばほとんど落ちるとも言われてます。とは言え、水溶性の農薬が使われているかどうかはわからない...。
それ以外に専用洗剤や貝のパウダー、酢水や重曹水など家庭にあるもの使えば農薬はある程度は落ちると言われている。
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食べ残しをなくそう。
食べれる量を調理する。作りすぎた場合は冷凍して、後日食べる等して食べ残しをゼロにする。
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賞味期限切れ等による廃棄食品をなくそう。
まずは計画的に買い物をして、使い切れる分のみを買おう。野菜や果物は使い切れない場合は使うときに次回使いやすいようにカットして冷凍する。これもちょっとして工夫でゼロにできる。
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コンポストをしよう。
生活環境にも寄るのでコンポストするのが難しい場合もあるが、できる環境であればぜひおすすめしたい。
以前キエーロのコンポストについて紹介したのはこちら👇
simplylivinggreen.hatenablog.com
キエーロは虫もほとんど湧かないし、手間もあまりかからないので家の外に陽のあたるスペースがあるのであればおすすめ。
今現在メキシコでは庭がある程度あるので“土に埋める”と言う簡単なコンポスト処理をしてます。これも未だ虫には悩まされてない(土中には虫が湧いてしまうらしいが、それも未だ遭遇してない)。
それ以外にも気軽にできるコンポストは、段ボールコンポストや生ゴミ処理機(電気代発生してしまう)など。
住んでいる環境に応じて庭があるか、ないか。ベランダに置けるか等によってライフスタイルにあったコンポストをみつけると良い。
そしてコンポストをするにお野菜から最後の栄養源としてベジブロスを作るのがおすすめ👇
simplylivinggreen.hatenablog.com
家庭ゴミの約40%となっている生ゴミをゼロにすることができればそれだけでも随分違う。毎日できることからやっていこう。