お茶も最後まで使い果たそう
先週ゼロウェイストコーヒーについて書いたので今日はお茶について。
先週のゼロウェイストコーヒーについてはこちら👇
simplylivinggreen.hatenablog.com
コーヒーかすの再利用方法についてはこちら👇
simplylivinggreen.hatenablog.com
お茶と言ってもいろんな種類がある。
緑茶、紅茶、ウーロン茶は同じ茶の樹からできている。生葉を乾燥・発酵させる際の発酵度合いが異なるのだ。
お茶には苦渋味成分であるカテキンを含まれており、その抗菌作用は驚くほど強く、細菌の細胞膜を破壊し、多くの食中毒原因菌に対して殺菌効果を発揮するのだ。*1
カテキンは高い温度で抽出され易いので高い温度で入れれば入れるほどカテキンの含有量が高い(旨味成分のアミノ酸は温度の低い方が抽出され易い)。二番茶に一番多く含まれていると言う
一昨日も書いたが、私のオススメの再利用方法は茶がら掃除。
それ以外にもいろんな再利用方法がある。
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食材として
茶葉の中には炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養分が豊富に含まれているが、脂溶性のビタミンEや不溶性のビタミンAなどの茶成分の多くは水に溶けず、茶がらに残ってしまう。お茶には溶けださない成分はそのまま食べて吸収することができる。
食べ方は、ふりかけや、和え物、佃煮、炊き込みご飯、卵焼きなど。
また、乾燥させて粉末状にすれば抹茶スイーツならぬ、茶がらスイーツができる(聞こえが悪いから緑茶スイーツや紅茶スイーツと呼んだ方が良さそうかな・笑)。
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消臭剤として
カテキンにはアンモニア(におい成分)の脱臭効果があり、古くから脱臭剤として活用されてきた。
コーヒー同様に、靴や靴箱の消臭剤や、冷蔵庫や魚グリル、タッパーや容器などの脱臭剤に活用できる。
冷蔵庫以外の脱臭剤として活用する場合はカビ防止にしっかり乾燥させてから使用しよう。
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台所周りの抗菌に
上記のとおり、カテキンは抗菌作用が優れているので台所周り使うと効果的。使えなくなったストッキングがあればその中に入れてシンクを掃除すれば抗菌効果が。またまな板、包丁の除菌にも◎
カテキンは酸化し易いので使用直後の茶がらが一番効果的。茶がらを使う前に出がらしをスプレーボトルに入れれば除菌スプレーとしても使える。
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歯磨き粉に
カテキンには殺菌・抗菌効果とともにさまざまな虫歯予防効果がある。*2 これを利用しない手はない。
乾燥させた茶がらを粉末状にして歯磨き粉に混ぜれば虫歯予防に(使用前の茶葉を使えばよりカテキンを含んでいるので効果大)。
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眼精疲労解消に
スマホやパソコンの使用によって知らぬ間に溜まってしまっている目の疲れ。
温かいままの茶がらをストッキング等に入れて、数分目を温める。目の疲れの解消になるし、お茶に含まれるポリフェノールやビタミンCが目の腫れや色素沈着を防ぎ、目元を明るくします。
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お庭に堆肥に
昔から「茶がらも肥やしになる」と言います。コーヒーと同様にそのまま撒くのではなく、堆肥化してから施用。堆肥化しないと茶がらが土の中で腐ってしまったり、土の中で堆肥化する際に発される熱が植物の根を傷めてしまうことも。なお、紅茶やウーロン茶は発酵されているので、堆肥化が早いです。
また、茶がらを使う前に出がらしで再利用方法もある。
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オムツかぶれ・おしり拭きに
食中毒にも効果的なカテキンの殺菌力は、オムツかぶれやおしり拭きにも有効的。出がらしを柔らかいガーゼやタオルに浸して拭くだけ。消臭効果も期待できるし、お茶に含まれるビタミンやミネラルがお肌を保護する栄養分にもなる。
お茶なので天然成分で赤ちゃんにも安全に使えるが、濃すぎてしまうと肌に刺激を与えてしまうので薄めて使うように。
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茶うがい
カテキンの抗菌作用はインフルエンザーやさまざまな病原菌やウィルス予防になると言われている。また、虫歯菌の増殖を抑える、歯石が歯にくっつくのを防ぐなど、虫歯予防にも効果的。出がらしで茶うがいをすれば両方の効果が期待できる。
寿司屋でお茶が出るのは、単にお寿司と相性が良いだけでなく、カテキンの殺菌作用によるO157などの食中毒防止の意味もあるそう。
メキシコはまだまだ衛生環境が整っておらず、外で食べるとお腹を壊してしまうことがあります。先週の金曜日も夫婦揃ってお腹を下してしまいました...😣そんなメキシコはトウガラシによる殺菌作用と聞いたことがあるが、お茶の方が効果がありそう(笑)
参考資料: