モンスターシソ栽培とシソドレッシング
メキシコに来てから南国の気候でホームガーデニングに挑戦しています。
育てているのは以前ご紹介した通りです👇
simplylivinggreen.hatenablog.com
メキシコに来てからバジルとシソを種から植えたのですが、モンスターのような成長っぷりにびっくりしてます。
種を植えたのは2月中頃。1ヶ月後の3月中旬には順調に大きくなり、20cmくらいの高さになったので脇芽が出てくるように摘芯しました。
そして大きな植木鉢に植え替えて4月下旬には、
ここまでは可愛かったが、それから約1ヶ月後の5月下旬にはもはやモンスターに...
近づいて見ると葉っぱが縮れている...
葉が縮れてしまうのは、窒素不足とどこかで聞いたことがあったので窒素を多く含んでいるお米のとぎ汁を薄めたもの(原液のままだと逆効果なので注意!)をあげたら治りました。
葉物の肥料は窒素🌱 窒素=お米のとぎ汁
そして、育つのが早ければ、穂が出てくるのもやっぱり早い。まだ5月だというのに、放って置くとこんな風に穂が。
このまま花穂をつけたままにして置くと葉が枯れてしまい、一年草のシソは終わってしまいます。気づいたら花穂を切り取ります。花穂はお刺身のツマや佃煮などとして食べることができます。
これまでも何度かシソを育ててきましたが、ここまで虫が全く湧かないのは初めて。東京やドイツで栽培してた頃は、毎回アブラムシと格闘してきました。
メキシコでは今のところ、どの植物もアブラムシがつきません。不思議に思って調べてみたら、アブラムシは暑さに弱いようです。謎が解けました!
シソは、βカロテンやビタミンB群、EやKなどが他の野菜に比べ抜群に沢山含んでいるうえ、強い防腐・殺菌作用があります。薬味としてだけでなく、栄養面でも積極的に食べると良いです。
また、シソにはバラエティに富んだ使い道があります。みじん切りしてお蕎麦やうどん、そうめん、豆腐などにかける。前回紹介したバジルペーストと同じ作り方でシソペーストにしても美味しいです。そして、サラダにはシソドレッシング。
ドレッシングは簡単にできるのでいつも手作りしてます。
手作りするメリット:
- 無添加
- 好みの味に作れる
- いつもの調味料で簡単に作れる
- ドレッシングを置く冷蔵庫のスペースがセーブできる
- ドレッシングの瓶のゴミが出ない
と、すごくおすすめです。
また、日本ではノンオイルドレッシングをよく見かけますが、脂溶性に分類されるビタミン(ビタミンA,D,E,K)やβカロチンは油分があってこそビタミンが体に吸収されるので、野菜を食べる時は少しでも良いのでオイルをかけることをおすすめします。おすすめはオメガ3がたっぷりの亜麻仁油。
シソドレッシングのレシピ
<材料>
シソの葉 5枚
亜麻仁油かエクストラバージンオリーブオイル 大さじ 2
醤油 大さじ 2
酢 大さじ 2
砂糖 小さじ 1/3
<下準備>
- シソをみじん切りしておく。
<作り方>
全ての材料を混ぜ合わせる。
できあがり😋
ドレッシングは使う都度作ればよりシソの香りを高く楽しめますが、保存する場合は冷蔵庫で2,3日持ちます。
また、シソをみじん切りして冷凍してしまえば約3ヶ月持ちます。そこからドレッシングに必要な分取り出せば楽です。
冷凍する場合は水分をしっかり拭き取り、トレイに広げて冷凍してから容器に保存すれば使う時に使いたいだけ取り出せて楽です。