ゼロウェイストとの出会い

ごみが気になり出したのは、結婚を機に日本に帰国した2014年。一軒家が立ち並ぶ住宅街に引っ越し、朝仕事に行く道のりで家の前に出されているごみが目に入ってきた(それまで住んでいたドイツのアパートメントも実家のマンションも共同のごみ捨て場があったせいか、ごみについて考えたことがなかった)。そこから私のごみとの冒険が始まった。

 

ごみについて調べていく中で、ゼロ・ウェイスト=zero wasteに取り組む徳島県上勝町のゼロ・ウェイスト運動を知り、私も日々の生活でごみをなるべく出さない、リサイクルできるものはリサイクルするという生活が始めた。

 

更にごみに対する関心が高まり、持続可能な地域デザインの仕事に転職し、発展途上国の包括的資源循環システム構築プロジェクトに取り組んだ(世界の多くの国々は日本のように焼却炉がないので、排出されるごみはすべて埋め立て処理されている。そこでごみを資源として再利用(リサイクル)し、ごみを減らす(=CO2削減)システム導入にするプロジェクト)。仕事帰りにTEDを聞くのが習慣で、ある日の帰り道、ニューヨークシティでゼロウェイスト生活をしているLauren SingerのTEDを聞いて、衝撃を受けた。

 

 

他国のごみを減す仕事をしている私は、日々の生活の中でごみを排出している...。

Lauren Singerがゼロウェイスト生活を始めるきっかけになった、カルフォルニア州で家族4人ゼロウェイストライフに取り組むBea Johnson。早速2人のブログを読んだり、youtube見たりした。

 

Beaのステキなライフスタイルがニュースで取り上げられた ↑

 

 GoogleでのBeaのスピーチ(長いけど参考になります) ↑

 

それまではリサイクルしているから、私は環境に配慮した生活をしていると思っていたけど、そもそもごみを出さないという考えはなかった。

彼女たちの取り組むゼロウェイストを知れば知るほど、魅了されていくライフスタイル。それはごみをゼロにするという以上に、私に楽しみやワクワクをくれてます。1年前から私もゼロウェイストに取り組んでます。ごみは1年前に比べれれば1/10くらいに減ったかな!

まだいろいろと試行錯誤中。ゼロウェイスト生活をすることによって毎日新しい発見と嬉しいことがいっぱい!これからも私のゼロウェイストライフへの冒険は続いていく!

 

Welcome to my journey to zero waste life!