ヘアドネーション
一時帰国したら必ずしていること、髪を切ること。
海外の美容室は幼い頃を除いて、一度も行った事がない。ミュンヘン(ドイツ)に住んでいた頃に一度だけ日本人美容師のところに行ったくらい。元々日本でも美容室は決まって同じところに行ってて、たまに電車に乗っていくのが面倒な時、近くの美容室に行ったとしてもその後すぐにいつもの美容室に行って修正してもらっている...。
だから外国で切るなんて余計できない(笑)
さて、今回のヘアカットの目的はへアドネーション。
ヘアドネーションとは?
英語で書くと、hair(髪の毛)+donation(寄付)=その文字通り『髪の毛の寄付』。
寄付された髪の毛で、小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どものためのメディカルウィッグを作り、無償で提供されます。
アメリカで始まったこの活動は、日本でも芸能人がヘアドネーションした様子をアップする事で広まっています。
ヘアドネーション活動をしている4つの団体
- 日本で一番最初に活動を開始した『NPO法人 JHD&C』
www.organic-cotton-wig-assoc.jp
- ぐんま国際アカデミーの生徒たちによる『女子高生ヘアドネーション同好会』
ここ数年で団体は増え、団体によって受け付けているな髪の毛の条件が異なります(長さやパーマ・カラーの有無など)。数年前調べた時は長さが31cm以上、パーマ・カラー不可など厳しかったのですが、今はだいぶ条件が緩くなっていて参加しやすい😀
ヘアドネーションの方法
- 賛同美容室(ヘアサロン)で切ってもらう
▷ ドネーションサロン検索システム|Japan Hair Donation & Charity(ジャーダック)
▷ 髪の寄付 美容院でカット - つな髪® ~ウィッグの贈り物で広がる輪~
▷ https://hairforchildren.wixsite.com/hairforchildren/blank
- 行きつけの美容室にヘアドネーションを行なっているか、問い合わせてみる
特に決まった美容室に通っているという訳でなければ、賛同美容室で切っていただくことが良いかと思います。賛同美容室によっては、施術料の一部もドネーション(寄付金)しているとこもあります。
いずれにしても寄付先の団体HPでしっかり条件や方法を確認し、寄付先の団体・施術方法は自分にあった条件のところで選ぶと良いでしょう。
私の場合...
先に書いたように美容室は決まったところしか行かないので、一時帰国前にヘアドネーションができないか確認し、快く引き受けてくれました。
以前紹介したこちらの美容室に通わせていただいてます↓
simplylivinggreen.hatenablog.com
当日の準備は全て美容室側がしてくれました。
髪の毛を下から31cmのところで何等分かに結んで、その上をチョッキンと切っていきます。
(右はカット済み、左はこれからカット↓)
記念に私も前の方を切らせてもらいました。
こうやって見ると大した量じゃない...。
切った髪の毛は封筒に入れて渡してくれたのであとは私の選んだ団体に送るだけ。
以前パーマをかけていたので、パーマOKのNPO法人 JHD&Cに送りました。
NPO法人 JHD&Cのドナーシートを記入し、髪の毛と一緒に送りました。
日本の郵便は素晴らしいので、通常は紛失等の心配はないから追跡できるレターパックではなく、美容室で髪の毛を入れてくれた封筒で送りました。
規定の返信用封筒を同封すればポストカードタイプの「受領証」を送ってもらえますが、日本の郵便を信じているし、資源の無駄に思えるので、寄付する髪の毛とドナーシートのみを同封して送りました。送料も旧料金だったので140円で、レターパックで送るよりずっと安い。
10代の時振りのボブヘア。
ずっとロングだったから、最初はなんだか違和感。でもなんかスッキリ。日本では失恋や心境の変化でバッサリ髪を切るということもあるけど、髪の毛を一気にバッサリするとほんとスッキリする。
ゴミになるはずの髪の毛が誰かのためになってくれるのであれば本望。
こういう素晴らしい団体が存在してくれるおかげ。