自粛中のこっそりビーチクリーン
コロナの影響で義両親のホテル兼レストランは、1ヶ月前から来月まで規制で営業停止令が出ています。それでも毎日の管理が必要で、家族のうち誰かしらが従業員がきちんと働いているか(メキシコ人は監視されていないと働きません...)、問題はないか、を確認しに行きます。だいたい順番は週に1回まわってくるのですが、先日は夫の番でした。海辺にあるホテルはハイウェイを使えば住んでいる都市から45分ほどで着きます。
これまでの見回り確認当番の時は夫が一人で行っていたので、私がホテルの方に行くのは約1ヶ月半ぶりでした。
今回も夫が一人で行くと思いきや、数日前から今度の当番の時は犬たちを連れて、ビーチクリーンを兼ねていこうと誘ってくれました。しかも犬たちも連れて行っていいなんて、嬉しすぎる(我が家の犬は番犬なので、他の犬や動物を見るとクレイジーになるのでひと気の少ないところにしか連れていけません)。
いざホテルに着くと、今までに見たことのない、すっからかんのホテル。出勤しているのも交代制で従業員3人だけ。ホテルから海へ行くと、一人だけ近所の方が日向ぼっこしているだけの海辺。海がなんだかいつも青く見える。
犬たちを自由に解放させてビーチクリーン開始。人は営業停止以来ほとんど入場できないはずの海辺でも吸い殻やペットボトル、プラスチックの破片のゴミでいっぱい。バケツを3つ持ってきていたのでそれがいっぱいになるまでクリーニング。
写真は拾ったゴミの一部。もっとたくさんのごみが捨ててありました😖
この子たちがいるだけで幸せ♡
海辺で持って行ったサンドイッチを頂いてからホテルに戻ってお庭でまったり。水やりのお兄さん以外誰もいない。
今月初めのイースター休暇に向けて作られた新しいジャクジーも結局コロナの影響で一度もまだ使われていなくて、2人で独り占めという贅沢。
自粛生活が始まって1ヶ月以上。今まで生きてきて味わったことのないような生活。
健康な身体なのに外に出ることを控えなければならない。外を出たところでやっているお店はほとんどない。公園や海、森、全てが入場禁止。町の中心部に行ってもほとんどのお店が閉まっていて、閑散としている。
今までのような自由な行動ができない。制限のある暮らし。
今こうしてステイホームしなければならないことが、自然や旅行が好きな私としては行けないのが、とても辛くなったりもする。でもこれで生活を見直すきっかけにもなるし、今の私たち人間にとって必要な時間なのだろう。
こうして短時間だったけどビーチクリーンをして、自然触れつつ、少しでも大好きな海がキレイになってくれただけで嬉しい。
今日も自然の、海の恵みに感謝。